学校概要

校長あいさつ

学校長  永桶 千秋  

「心にエネルギーを」                              

昨年度に引き続き、鳶尾小学校の校長を務めさせていただくことになりました永桶と申します。よろしくお願いいたします。

さて、令和6年度は27名の新入生を迎え、全校児童277名で学校生活がスタートしました。今年度、鳶尾小学校では「すべての子どもが輝くための 家庭・地域と協働する教育活動」の展開を目指したいと考えております。令和6年度から荻野地区でも地域学校協働活動が始まります。多様な家庭環境、多様な価値観を持つ家庭で育てられた児童を育てるには、もはや学校だけでは限界があり、学校、家庭、地域が連携をして、時代に則した教育活動を目指す必要があります。また、時代の流れの中で、共働き世帯や、ひとり親世帯が増加し、多忙な保護者が増えています。保護者の中には、自分の子どもの友達を知らない、保護者同士のつながりがない、知り合うきっかけがないという家庭もあります。子ども会や自治会なども、次世代の担い手不足が深刻であり、地域のつながりが希薄になっている現状があります。

そのような中で、ハーバード大学で「何が人々の幸せで健康な暮らしにつながるか」を80年以上にわたり2000人以上を追跡調査した結果、それは「良好な人間関係」であったそうです。世界各地で行われた数々の研究でも、年齢に関係なく他者とのつながりが多ければ多いほど死亡リスクが低くなることがわかっています。

 このような調査結果からもわかるように、学校・家庭・地域においても「良好な人間関係」を築くことが重要であり、そのためには、「対話」が必要不可欠と考えます。まずは教職員が、児童・保護者・地域の方々と、積極的に対話の機会を作り出し、信頼関係を築き、その信頼関係を基盤に家庭・地域と協働し、すべての子どもたちが輝く教育活動の展開を目指していきたいと存じます。


また、予測不能な変化の激しい時代を、心豊かにたくましく生きるためには、子どもと教職員双方に「心のエネルギー」が必要であると考えます。そのエネルギーは、外から与えられるものではなく、森の中にあるこんこんと尽きることなく湧き出る泉のように、身体の内側から湧き出る心のエネルギー(自己肯定感、知恵、自己回復力(レジリエンス)など)でありたいものです

今年度も、子どもたちの心からエネルギーがあふれ出るような学校づくりを目指し、全職員で力を合わせてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


教育目標

『心豊かに、共に未来をたくましく生きる児童の育成』

《 自分に自信と誇りを 》

    R6 鳶尾小学校グランドデザイン

【児童像】

学び続ける子ども

人とつながる子ども

みんなのために働く子ども


【学校像】

「対話」する学校

「安全」な学校

「協働」する学校

〇児童や保護者、地域の方々との対話を大切にし、挨拶あふれる学校

〇児童の居場所が確保され、環境も整えられ、管理も行き届いている安心・安全な学校

〇多様な人々と協働して、よりよい教育活動を展開する学校


【教職員像】

「想像力」 「包容力」 「行動力」のある教師

〇多様な環境にある児童・保護者の思いや状況を想像できる教師

〇いつも笑顔で、多様な教育的ニーズに対応でき、望ましい集団作りができる包容力のある教師

〇常に学び続け、様々な事案に迅速に対応できる行動力のある教師

校章

ふるさとの山、鳶尾山ならびに校名に因み、児童の興味に基づいて、翼をいっぱいに広げて尾羽を開き、大空に輪をえがきながら悠々と舞う鳶の姿を表現している。

翼をつないだ三羽の鳶は、とびおの栄光をたたえるかのように仲よく向かいあって位置し、本校の教育目標である健康、創造、責任を表し、人間教育における知徳体の調和を強調している。 

児童数(2024年4月1日現在)

全校児童数 277人

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学校のあゆみ(沿革)

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